砂糖って身近な調味料ですよね!
ちなみに砂糖は、単糖類であるブドウ糖と果糖が1対1でくっついた二糖類です。
つまり、砂糖の過剰摂取は、糖尿病を引き起こし、悪玉コレステロールを増やし、老化を促進させる原因となります。そして、食べ物に含まれる砂糖は歯周病の大きな原因でもあります。
血管の老化と歯周病は、アルツハイマー型認知症を惹起する大きな要因であることも忘れてはいけません。
私が感じている一番の問題は、我々が砂糖をどれだけ摂取して生活しているかを意識していないことです。
つまり、簡単に大量に摂りすぎている可能性があるということです。
血液検査で異常がなく、腹囲も問題ない方はそれほど気にされる必要はないかもしれません。
ちなみに、世界保健機関、通称WHOは、砂糖・単糖類の摂取は一日、総摂取カロリーの10%まで、できれば5%が望ましいとしています。
成人女性1,600 kcal、成人男性2,000 kcalが一日の摂取カロリーとしたときに、
その10%となると、160 kcalと200kcalですね。
ちなみにこれは、砂糖約40gと50gです。
問題は色んな食品に、まんべんなく砂糖が含まれていることです。
お洒落なお店のクリームの載ったカフェラテだと、一杯で40gいくこともありますし、
ドーナツ一つで28gとかになります。
ジュースにもたくさん入っていますし、果物もリンゴ1個で24g分くらいあるそうです。
意外な物として調味料でも、大匙1杯(15g中)、
焼き肉のたれやケチャップで4g前後入っているようです。
10%でこれです。5%となると、最早食事をするなと言われているのと変わらない気がしてきますね・・・
これだけWHOが厳しく言うのは、本当に万病の素だからです。
・糖尿病 ・高脂血症 ・歯周病
これらからくる合併症は、
・心筋梗塞 ・脳梗塞 ・腎機能障害 ・アルツハイマー型認知症
・緑内障 ・動脈硬化 ・高血圧 ・骨粗しょう症 etc
と枚挙にいとまがありません。
これらの病気が出始めると、薬漬け人生の始まりです。
国の医療費はかさみ、個人の医療費は生活を圧迫します。
別にWHOほど厳しく砂糖の摂取を管理した方が良いとは言いませんが、
検診で指摘されたときは、何故そうなっているのかを考えてみてください。
そして、過剰な砂糖摂取の危険性を意識しながら、
ご自身の砂糖の摂取量を計算してみてください。
そうすれば、薬を飲み始めなくても済み、薬漬けになる人生を送る確率を下げることができると思います。
自分では難しいなと感じられる方は、管理栄養士さんにご相談ください!
以上、薬漬けの人生へと誘う砂糖の正体のお話でした!
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